スマイル文庫

普天間かおり

2011年06月13日 10:17



先週の金曜日、
「かっとびワイド」生放送を終えてから、福島市内にありますエミール幼児園を訪ねました。
スマイル文庫をお届けに!!

2歳~5歳までの子どもたちが約50名、そして学童の子どもたち、ご父兄の方々が、手拍子で私を迎えてくれました!
ちっちゃくって、かわいい~~。
みんなきちんと椅子に座って、とてもお行儀が良いのね。





この日、スマイル文庫の中から、
「森のおくの小さな物語」林原玉枝さん作(冨山房インターナショナル出版)という本の読み聞かせをしました。
森に暮らすいろんな動物たちの家族のお話。
心がほっこり温かくなる、とっても愛らしい作品です。

「みんなで仲良く本を読んでくださいね」
と声をかけると、
「はぁーーい!」
元気いっぱいの声で答えてくれました。



「おはなしゆびさん」や「しあわせならてをたたこう」を一緒に歌ったり、
最後に「守りたいもの」を歌うと、子どもたちからは「知ってる~っ」の声。
ご父兄の中には、涙を流しながらお聴きくださる方もいらっしゃいました。

帰り際には、サイン攻め(笑)。
お気に入りのノートと鉛筆を握り締めて、サインする様子を珍しそうに覗き込む子どもたちの姿が微笑ましかったです。
きれいな花束と子どもたちからの歌のプレゼントもありました。
うれしかった。ありがとうね。


今回のスマイル文庫のお届けに合わせて、花の力for japanでお世話になりますフローレ21さんからたくさんのひまわりの苗をご提供いただきました。
花の力で笑顔を届けたい、その想いをお渡ししてきました。
すでに園庭に植えられたひまわりの花。
このひまわりの名前、「グッドスマイル」っていうんですって?!すてきでしょ♪
スマイル文庫にSmile Again!
子どもたちとひまわり、一緒にすくすくと成長してくれるといいな。

スマイル文庫では、本の街神保町の方々をはじめ、たくさんの皆さんのご協力をいただいています。
今回、ひまわりをご提供いただきましたフローレ21さん、本当にありがとうございました。
写真は、ブックハウス副店長の荒木さん。

福島県では、原発の影響もあり、まだまだ不安な状況が続いています。
そんな中、子どもたちの明るく無邪気な笑顔に救われるような思いがしました。
しかし、外は30度近い暑さだというのに、エミール幼児園では窓を締め切り、これまでのように子どもたちが裸足で園庭を駆け回ることはできないのだと、副園長先生も複雑な胸のうちをお話されていました。
これからさらに暑さが厳しくなる夏が心配です。
現実は依然厳しいものなのだと改めて痛感しました。

一日も早く安心して暮らせる日々が訪れますこと、そして復興をお祈りしています。